Wordpress機能

Gutenberg

初心者でも簡単

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Gutenberg(グーテンベルク)は、WordPressに標準で搭載されているブロックエディターです。
コードを使わずに「文章・画像・ボタン」などをブロック単位で配置し、ページを作成できます。
つまり、WordPress公式のビジュアルエディター機能です。
特別なプラグインを入れなくても最初から使えます。

Elementorが「外部プラグイン型のデザインツール」なら、Gutenbergは「WordPressに最初から組み込まれているエディター」です。

Gutenbergでできること

  • 文章・見出し・画像・ボタンなどをブロック単位で追加
  • ドラッグ&ドロップで簡単に順序を入れ替え
  • 装飾・レイアウト(余白・背景色・文字サイズなど)を個別に設定
  • 再利用ブロックを登録して、他のページでも使い回し

埋め込み機能でYouTube、Googleマップ、X(旧Twitter)などを簡単に追加
プラグインでブロックを増やすことも可能(後述)

Gutenbergを使うメリット

  • WordPress標準機能なので、テーマやサイト構成との互換性が高い
  • 軽量で高速(Elementorよりページ読み込みが早い)
  • 追加プラグインで拡張できる(高機能ブロックを追加できる)
  • データが純粋なHTMLで保存されるため、将来的に安全

レスポンシブ対応が標準(スマホでも自動的に最適化)

Gutenbergの使い方(基本手順)

  • 投稿や固定ページを開き、「ブロックエディターで編集」をクリック「+」ボタンからブロックを追加
     (例:段落・見出し・画像・リスト・ボタンなど)
  • ブロックをクリックして、右側の設定パネルで色や文字サイズを調整
  • 必要に応じて「再利用ブロック」として登録
  • 完成したら「公開」または「更新」をクリック
  • 使い方は「ブロックを積み上げていく」感覚。

WordPress公式テーマ(Twentyシリーズなど)との相性がとても良いです。

Gutenbergで使える主なブロック
種類
内容例
テキスト
段落・見出し・引用・リストなど
メディア
画像・ギャラリー・動画・音声
デザイン
区切り・カラム・グループ・ボタン
埋め込み
YouTube・Twitter・Googleマップなど
ウィジェット
最新投稿・カテゴリー・検索フォームなど
テーマ
サイトタイトル・アイキャッチ画像・投稿一覧など(ブロックテーマで使用)

Gutenbergを拡張できるプラグイン
Gutenberg自体も進化を続けていますが、
専用のプラグインを入れることでさらに多機能化できます。

公式プラグイン例

  • Spectra(旧Ultimate Addons for Gutenberg)
    高品質な追加ブロック集(カラム・ボックス・価格表など)
  • Kadence Blocks
    レスポンシブ対応が強力、柔軟なレイアウトが可能
  • GenerateBlocks
    軽量でシンプル、プロのデザイン構成に最適
  • Stackable
    デザインテンプレートが豊富で初心者にも使いやすい
  • CoBlocks
    追加ブロックの種類が多く、無料でも十分に使える

これらを入れることで、Elementorに近い感覚でデザイン可能になります。

Gutenbergを使うときの注意点

  • ブロックテーマでない場合、デザインが制限されることがある
  • Elementorなど他のビルダーと併用は非推奨(競合の原因に)
  • 追加プラグインが多いと、管理画面が重くなる場合がある
  • ブロックプラグインの更新頻度を確認し、メンテされているものを選ぶ